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曽爾高原
奈良と三重の県境、倶留尊山から亀山を結ぶ西麓に広がる高原です。秋は一面のススキに覆われて銀色の海、春から夏は新緑の世界を創りだします。
撮影会や写生など芸術家でなくても挑戦してみたくなる風景です。山の空気はとてもおいしく、ハイキングコースとしても人気があります。
高原のほぼ中央にたたずみ、数多くの伝説の残るお亀池。
昔、若者が嫁をもらいましたが、子供を産むと実家に帰ってしまい、子供が夜泣きをするので乳をもらいにでかけたところ、この池までお亀が迎えにきていて「これきりですよ」と乳をくれました。また泣くので行ったところ、怒ったお亀が大蛇となり現れたといいます。
済浄坊の滝は昔、修験の行者がこの滝で行水をして身を清め、水煙大不動明王の霊を仰いだと伝えられています。このあたりを「済浄坊渓谷」といい、「やまとの水」に選定されています。また、近くには「長走りの滝」と呼ばれる滝もあります。
村の中央に鎮座し、雄略天皇の時代の神事が古記にしるされている延喜式の社です。秋祭りには全国でも珍しい接ぎ獅子をはじめとする「曽爾の獅子舞」と人身御供の名残といわれる「すこ」という神餞が見られます。「すこ」は、餅と柿をサトイモの茎に交互に刺して頂上にケイトウの花を飾り、乙女をかたどったものとされています。鳥居の近くの「お葉付イチョウ」は県指定の天然記念物に指定されています。
曽爾村大字山粕の氏神が祀られています。毎年10月の第一日曜日には御輿が練り歩く秋祭りが盛大に行われます。
曽爾高原の入り口にかかる吊橋で、初夏にはホタルが舞い踊ります。
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